2021年2月9日火曜日

弘南鉄道 ED33 3


普段は非公開とされている弘南鉄道「ラッセル車」の運行。以前より気になっていたのですが、空振りしてもなぁという思いで、中々見に行くことができず…そのような中、ラッセル車特別運行の情報を聞き「これは行くしか!」と、気合を入れて青森まで行ってきたのでした。

まずは100年ほど前、池袋線の前身である「武蔵野鉄道」の出来事をまとめてみます。

出来事
1912年武蔵野鉄道設立
1915年武蔵野鉄道開業(池袋~飯能間)
1922年池袋~所沢間電化
1922年初の電車(デハ100形)新製
1923年初の電気機関車(デキカ10形11-13)新製

池袋~所沢間の電化に合わせて、アメリカのウェスティングハウス・エレクトリック社から3両、電気機関車が輸入されています。なお本記事にまとめた電気機関車は…

武蔵野鉄道デキカ10形13→西武鉄道11形13→弘南鉄道ED33 3

と歩み、現在に至っています。弘南鉄道では主に除雪用として活躍。

前置きが長くなりましたが以下、2020年2月9日に行われた特別運行の様子です。




出発前のED33 3+キ104。大雪により午前中は運休となってしまいましたが、午後の2往復は予定通り運転されました。




予め時間が公開されていたので、効率良く撮影することができました。まもなく車齢100年を迎える機関車ですが、再塗装も行われ、まだまだ活躍しそうですね!

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一方、保谷で保存されている同形のE12。保存にあたって、傷みの激しかった窓枠と扉が作り直され、原形とは異なっています。2018年11月頃から車体を覆うシートが外されていましたが、2020年6月に再びシートが被せられています。

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